古民芸遊について
古民芸 遊について
高度な経済成長の中であらゆる製品は進化を遂げ、無い物はないし、欲しがる以上の物が作られ、便利になってきました。そんな流れの中で、私の生活も家に帰れば飲んで寝るだけという状態でした。有るときふと立ち止まり、せめて気に入る良い器で酒をゆっくり飲みたいなあと酒器を求めるようになり、古陶磁収集が始まりました。古美術店、がらくた市、古美術フェアなど、回りまわって部屋には入らなくなり、知人の紹介で和を取り入れたしゃれた仕事をする木島設計事務所に館を作って貰うことになりました。
遊では通常、年間6回の展示をしています。1月2月 柿右衛門小品、3月4月 中国—朝鮮の焼物、5月6月 古伊万里、7月8月 雑器—ガラス、9月10月 絵皿—壷、11月12月 酒器—灯り、の展示です。水曜日、土曜日、日曜日の午後にご覧いただいています。